『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』をSteam版で遊び直しました。
一度クリア済みでしたが、改めて触っても本作はかなり面白かったです。
良かったのは、日常パートのコープと学生感、怪盗パートの戦闘・BGM・UI演出の両方が強いことです。
多少古く感じる部分や細かい粗はあるものの、全体としての満足度はかなり高く、長時間遊んでも熱が落ちませんでした。
この記事では、P5Rを遊び直して感じた良かった点と気になった点を、日常パートと怪盗パートに分けてまとめます。

日常パートとコープの良さ
本作は大まかに分けて2つのパートをそれぞれ進行させてゲームを進めていくことになる。それが日常パートと怪盗パート。
日常パートは物語中心で進みつつ自由時間で装備品やアイテムを買ったり、東京をブラブラ歩きつつ人と交流していくパート。
そして怪盗パートは主にダンジョン攻略や戦闘が中心となるパートである。もちろん怪盗パートでも物語中心になることもある。特に終盤戦。物語の基本的な流れとしては、
日常パートにて主人公チームがその章ボスから不当な扱いやオトナの圧力をかけられ、それに対して怒り、解決しようとする。
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章ボスには歪んだ欲望が存在し、それが元になったダンジョンが異世界に形成されている。ダンジョンの奥地にある歪みの根源(オタカラ)を奪うと、歪みが無くなりマトモな人格になる。それを狙って主人公一味はダンジョンに潜入。オタカラまでの道のり確保。
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章ボスに盗みの予告状を出し、異世界にて章ボスとバトル。勝利したあとオタカラ奪取。
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現実にて改心成功。事件解決!
大体こんな感じ。
ちょくちょくガバが目立った部分も確かにあったが、しかしそれを補って余り有る熱さ、面白さがある。


学生感と青臭さがしっかりある
日常パートでは物語メインで進む。
正直このご時世でJRPGを遊ぶ、ってなるとシナリオやキャラのインパクトが弱いと中々やる気が出ないんですが、このゲームに関してはアニメ化もされてるだけあってンマー面白かった。
各章でのペルソナ覚醒は何回見ても燃えるし、章ボスのクソさ加減は何回見てもイラつくし、それを打破した時の爽快感は何回味わっても気持ちいい。カタルシス。


↑左のキャラは攻略可能。通称タケミっち(大嘘)。
キャラクターに関して、どのキャラも良い感じに学生感、青臭さが滲み出ていて良かった。
若さ故の知見の狭さが垣間見えたり、キャラそれぞれ精神的に幼い部分があったり(主人公も例外では無い)。
等身大の学生って感じで、弟や妹を見る目線で終始プレイしていました。
総じて、昔プレイした感想と今やった感想とでは大分異なっていたので、そこも含めて中々味のあるシナリオだったかなと。


コープでキャラの本質が見えてくる
放課後と夜は自由時間となり、ダンジョンに潜入したり、自分のステータス(魅力、知識、度胸など)を上げたり、バイトしたり、キャラとの進行を深めるコープを進めることができる。
個人的にはこのコープが諸々の部分で良く出来ていて大満足だった。
というかキャラクターの掘り下げは主にコープでなされていて、主要キャラの何人かはこのコープを進めないと本質を掴めないと思う。
ちなみにその際彼女も作れるが、浮気屋根ゴミムーブをすると、バレンタインの翌日に修羅場が発生するので注意。
双葉を彼女にしてしまうと修羅場の時にガチ泣きされて結構心にクるので、苦手な人はちょっと考えた方が良いかもしれない。僕はその泣き声が聴きたかったので彼女にしましたが。
なお双葉以外は普通にガチギレされます。すいませんでした。


また、いくつかの必須級アビリティはコープ取得になっていたので、自然とコープをやる流れにさせるのは導線としてキチンとしているなと改めて思った。
メインキャラはコープLv10まで上げるとペルソナが進化するのも相変わらず。
普通にやってたら大体中盤~にかけて進化するようになっていて、物語の展開上特に違和感もない。ロイヤル追加シナリオだと3段階目の進化もする。
利便性に関しては、やはり川上センセイとヒフミのコープは上げておかないと攻略に支障がでるレベルなので、この2人は優先的に上げた方が攻略しやすいと思う。
ちなみに、川上センセイと付き合う選択をすると、センセイに洗濯やらカレー作らせながら自分は他の女の子と会うっていう中々の屋根ゴミムーブをすることになる。
心が痛む人は付き合わない選択をオススメする。僕は双葉を泣かせる為に付き合いましたが。


さて肝心のお話はというと、どれも基本的に面白かったが、竜司と祐介に関してはコープやってないとキャラの全体像を掴めないと思う。
本編とは違う一面を見ることができるので、そういう意味では正直必須級のコープ。
個人的な好みで言えばやはり双葉とおやっさんのコープ。擬似家族のような関係に変化していく様子をゆったり体験することができたあったけぇ話でした。
その積み上げた雰囲気を双葉の号泣でぶち壊すのが愉悦なんですけどね。罪深い堕落だ。

女性陣はお話の最終盤(コープLv9あたり)に彼女にしたりしなかったりできる。
ただこのゲーム、フツーに浮気できる。しかも10股まで。イカれてるぜこの屋根ゴミは。
浮気するとバレンタインの次の日に修羅場イベントが発生し、ゴミを見る目で見てもらえたり、二言三言くらい罵声を浴びせてもらえる。
しかし、その翌月にもホワイトデーがあるがこれは特に修羅場は発生しない。
双葉は笑っている時より泣いてる時の方が可愛いので、2回泣かすことができないのはとっても残念だった。
勿論セーブデータを分けていつでもボイスを聴けるようにしたんだがネ…。なんというかこう…、足りんのよね!満たされないんだ。心が。
双葉の泣き声からしか摂取できない栄養は確実にある


怪盗パートのスタイリッシュさ
BGMとUIが強い
主に探索、戦闘中心のプレイとなる。日常パートにて章ボスに目をつけられるとこのパート中心に話が移る。
とはいっても1日2日くらいでダンジョン攻略してしまってあとは期限待ちといったパターンが多い。

ダンジョンにまず入って、この時点で他のゲームとはひと味違う点が1つ。
BGMが良い。
入った瞬間にまずコレですよ。
BGM聴きたいがために意味もなくウロウロしがち。区切りのいいとこまで聴いてから戦闘に入りがち。なお戦闘はシンボルエンカウント式です。
そして探索を進める上で、レベル上げ的な意味でも戦闘はやはり避けられないですよね。そんで戦闘に入ると他のゲームとはひと味違う点がまた1つ。
BGMが良い。
不意打ちか正面からかで戦闘曲が変わるんですが、どちらも無限に聴けるスルメ曲なのがまた良い。区切りのいいとこまでBGM聴きがち。トドメ差すの遅らせがち。

そんでオタカラまでのルートを確保し、章ボスに予告状を叩きつける!
予告状を出した影響でダンジョン内の警戒度は100%。いうならばカムフラ率0%。
サクッとオタカラを奪取すべく早速ダンジョンに潜入したとき、他のゲームとはひと味違う点が1つ
BGMが良い。
予告状のBGMは作中屈指の人気曲。それも納得のカッコよさ。この曲がかかってるなかゆっくりダンジョンを闊歩するのがもう脳汁止まらんのです。
特にフタバ・パレスで予告状を出したあとの階段登るのは気持ちよかった。やっぱ長い階段ってそれだけでテンション上がる。


ちなみに恒例のランダム生成ダンジョンもあるのだが、こちらは大衆の心の中という設定。こっちの方はぶっちゃけ修行場って感じ。
ダンジョンそのものは普通につまらないので周回プレイする時くらいしかガッツリお世話にならない印象です。
過去作(P3)はむしろこっちのダンジョンしかないので、退屈で死んでしまわないか今から不安…。せめて短くなってて欲しいなあ。特にタルタル。
戦闘はテンポが良くて遊びやすい
また、戦闘はとにかく快適という印象。
いつものプレスターンバトル制なんですが、いつもと違って今回は怪盗らしく闇討ちがメイン。先攻が取りやすい仕様になってます。
他にもダウンショットやバトンタッチ、総攻撃等、多種多様な戦略がとれる。
この仕様のおかげで高難易度でもテンポを損なわずに戦闘できるため、全体的なスタイリッシュさを保ったままゲームプレイできるのは素直に好印象。面白かった。
演出も長すぎず短すぎずといった塩梅で、長いムービーのもの(SHOW TIME)はスキップしてちょうどいいくらい。
ただこのSHOW TIME、基本的にネタ寄りの演出なのが少し残念だった。真面目にカッチョいいやつがもーちょい欲しかったかなと。


戦闘UIはとってもオシャレ。なんかボタン押す度にジョーカーがぐりんぐりんに動いたり喋ったりしてくれる。
各ボスも、レベルを上げて物理で殴る があまり通らない仕様となっている。
かといって作業感はあまり無く近年稀に見る良ボス揃いだった。詳しい話はガッツリネタバレになってしまうので避ける。


ペルソナ合体は抜群の面白さ
シャドウを仲間にする→合成で新たなペルソナを生み出す→戦闘→シャドウを〜の流れは相変わらず面白かった。
特にペルソナ合体はダンジョンでは会えないペルソナも生成できることもあり、存分に楽しませてもらった。本作のメインコンテンツだろう。
悪魔、もといペルソナがこの綺麗な3Dモデルで見られるのはやっぱり嬉しい。平面より立体的に見た方が納得感もある。

オルフェウス、イザナギ等といった過去作のペルソナがこのグラフィックで見られる事にものすごーーーく感動した。
特にハム子(P3Pの女主人公)のオルフェウスを見たのはマジで久々で、かつここまで綺麗なグラで見たのは初めて。
しかも主人公のボイスまで変わるってオマケ付き。これで勃起せずして何に勃起するというのだ。※ちなみにDLC分のペルソナは全部固有のセリフ言うらしいです。知らなかった。
育成に関しても文句無しで花丸。
特に剛毅のコープにて、自分よりレベルが高いペルソナを生み出せるアビリティを取得すると楽しさが一気に倍増した。


総括
大大大大大満足
『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』は、日常パートの学生感とコープ、怪盗パートの戦闘・BGM・UI演出の両方が強く、長時間遊んでも熱が落ちないJRPGでした。
細かい粗はあっても、それを押し流せるだけのスタイリッシュさと勢いがあります。
随所に差し込まれるアニメや、アニメ調ともリアル調とも取れる独特なグラフィックなど、これぞJRPG!って感じで世界に没頭させてくれたのは素直に好印象。
全体的なグラフィック、雰囲気としてはアニメとゲームを足して2で割ったというか、アニメ調とリアル調の融合というか、とにかくそんな感じ。
作り込まれた世界にスっと入れるというかなんというか。言語化が下手すぎて上手く言えないんですがそんな感じです。よかった(語彙力崩壊)。
わーわー騒ぎましたが僕からは以上です。読んでいただきありがとうございました。


