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『エルデンリング』をマルチで1周した感想。エルデの王に、俺はなる!!

 

『エルデンリング』は、正直しばらく苦手寄りのゲームだった。

 

ソウルライク初体験でグレソころりんにこだわった結果、終盤は霜踏みに寄りながらクリアしてしまい、遊び切ったというより何とか終わらせた感覚の方が強かったからだ。

 

でも最近、友人に誘われてマルチで1周したら、その印象がだいぶ変わった。

今回は『エルデンリング』そのものを再評価したというより、友人と一緒に、あの世界観と遊びごたえを最後まで通して味わえたのが良かった、という話をしていく。

 

 

序中盤のボスなんかは、何度も挑んでいるうちに段々と「隙」が見えてきて、それを確実に処理しているうちにやがて敵の喉元まで剣を突きつけるに至る、という過程が面白く、土日潰す勢いでプレイしていた。ソウル系ってこんなに面白くて深いんだ!みたいな(浅い)

しかし物語が終盤に差し掛かると、隙自体がちょび〜〜っとだけしか見当たらないような敵や、そもそもスパアマ持ちの敵が急に増え始め、そのあたりから渋々他人の攻略を参考にし始めた記憶がある。具体的には「霜踏み」である。

身の丈を凌ぐ鉄塊より、なんやよく分からん氷粒の方が色々と強いのは色々と納得いかないが、ローリスクにリターンを取ろうとすると、どうしてもコレ連打になりがちなのが辛い。

 

「こんなんでクリアしていいのか……?」という疑問を抱えつつ、僕も例によってしこたま霜を踏んでいたワケだ。まあ頑張ればグレソころりんでもクリアは出来たと思うが、この「味」を覚えてしまうとやはり中々戻ることは出来ないんだなって……

目の前に楽な手段が転がっているのに、敢えて苦しい方を選ぶ難しさ。これがシャブをキメる感覚かもしれない。危険な快楽である。

 

身も蓋もないことを言ってしまうと、僕はエルデンリングがソウル系初体験だったが、ボス撃破の瞬間の気持ちよさってのは格別のモノがあるんだけど、かといってボス撃破までに死ぬこと自体は別に面白くもなんともなくって。

あくまで撃破時の快感が全てであり、死ぬことは普通にストレスだ。できることならサクッと行きたい。

 

と、そんな調子で、エルデの獣まで霜を踏みつつ時々剣を振るくらいのテキトープレイで倒してしまい、なんとも消化不良なゲーム体験だった。

要するに、ボスを倒した達成感はあっても、狭間の地を最後までちゃんと味わい切った感じは薄かった。

歯ごたえのあるゲームに振り回されながら、あの世界を通しで歩いたという実感が、前回はあまり残らなかったのである。

 

 

しかし最近になって友人からマルチで1周を勧められ、ずっと狭間の地から逃げてきた僕としても、そもそも最近あんまり遊びたいマルチゲーが無かったのもあり、ホイホイ誘いに乗って再インストールしてしまった。

 

そんで始めたニュー・マルチ・エルデンリング、控えめに言ってめちゃくちゃ面白かった

面白かったのは、単にラクになったからではない。ひとりの時は終盤に行くほど攻略の比重が重くなっていたのに、今回は友人と一緒に、歯ごたえのあるマップやボスに向き合いながら、その合間の景色や寄り道まで含めて一周通して遊べた。その体験の手触りが、前回とはだいぶ違った。

 

少なくとも僕には、ひとりで張りつめながら進めるより、このくらいの距離感で遊ぶ方がだいぶしっくり来た。

敵の強さもほど良く、気を抜いたら乙るくらいの心地好い緊張感を保ちつつ、以前は駆け抜けたマップもくまなく探索できて、正直1人の時よりエルデンリングを堪能できた気がする。

特にそれを感じたのは、崩れゆくファルム・アズラ以降の終盤マップや隠しダンジョンだった。ひとりで遊んでいた時は、敵の強さが急に上がるせいで「探索したい」より「これ以上触ると普通に死ぬ」が先に立ってしまい、正直そこまで丁寧に見て回れていなかった。

でも今回はマルチ。戦力的には過剰なまであったため、止まることなくマップの隅々まで探索できた。ただクリアまで進むだけじゃなく、狭間の地を最後までしゃぶり尽くせた感じがあって、その点で前回より満足感があった。

 

 

なにより、3人居るとエフェクト過多でバカゲー感が増すのが良い。

というか僕もマルチをやっていて気づいたが、エルデンリングってそもそもバカゲーなのかもしれない。

ボス戦全般でそうだったんだけど、3人分の魔術や祈祷が一斉に飛び始めると、もう敵の姿どころか画面そのものがよく見えなくなる。いかにも張りつめた死闘をやっていそうなゲームなのに、実際はだいぶ大騒ぎで、そのギャップが妙に面白かった。

ひとりで必死に攻略していた時とは空気がまるで違って、あの世界の重さを保ったまま、友人と少し雑に暴れ回れる感じが今回はちょうど良かった。

 

前回は霜踏みと巨人狩りくらいしか使っていなかったので知らなかったが、一部の戦技や魔法、祈祷がバケモン過ぎてやりたい放題らしい。というか実際ムチャクチャだった。グレソ握ってる場合じゃねえ!

まあグレソもグレソで、友達が譲ってくれたもう1振りで特大剣二刀流できたのもバカゲー感あって良かった。魔法や祈祷も試してみたものの、なんだかんだでグレソに帰ってきた辺り、やっぱり脳筋からは逃れられないのか。

 

個人的には、ボスのロックを取っている間に他2人がビームやら炎でやりたい放題して貰うのが気持ちよかった。MMOだと脳死で火力役を選びがちな僕だが、ちょっとだけタンクの面白さが分かったようなそうでも無いような。

こういう役割っぽいものが自然に生まれるのも面白かった。別に綺麗に連携していたワケではないんだけど、友人と通しで遊んでいると、その場のノリの中でも少しずつ立ち位置が出来てくる。そういう雑だけどちゃんと協力プレイしている感じも、今回のマルチエルデンが良かった理由のひとつだと思う。

 

 

この「1人用に設計されたボスを多人数でボコる」のは何気に新感覚で。探索もモチロン面白かったが、しばらくマルチエルデンにハマってたのはそういう理由もあるかもしれない。

 

 

ちなみに、今回はラニエンドを見る方針にした。存在は知っていたけど実際に見るのは初めてのEDだったし、以前の「壊れかけの時代」エンドが少し味気なかったこともあって、今回は自然とプレイにも気合いが入った。なんか燃えてるヤツが居たがそんなもん知らないメリ。

友人に逐一教わりながらのフラグ建て&ルート攻略であり、やってて思ったのはこのゲームのフラグ建て導線薄すぎない?!ということ。こんなん攻略見ないと分かりませんよ……。

ただ、今回はそれでも素直に追いかける気になれた。このルートの途中で行くことになるダンジョンもどれも普通に面白かったからだ。

 

友人と遊ぶために周回していたのはもちろんなんだけど、それとは別に「今回はこの先をちゃんと見届けたい」という目的が、自分の中でも途中から立っていた。

前回はクリアまで辿り着くこと自体で手一杯だったけど、今回はその途中にある寄り道やルート攻略まで含めて、きちんと遊べた感覚がある。

 

 

 

と、そんなエルデンリングだった。前回は消化不良のまま終わったけど、今回は友人と一緒に、あの世界観と遊びごたえを最後まで通して味わえたのが良かった。

歯ごたえのあるゲームを、寄り道や探索まで含めて一周しっかり遊び切れたことで、ようやく自分の中でも楽しい思い出として回収できた気がする。

ひとりでやって微妙に噛み合わなかった人ほど、誰かと通しで遊ぶとまた違う見え方をするかもしれない。

 

わーわー語りましたが僕からは以上です。読んで頂きありがとうございました。

 

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