3作も続いたシリーズに終止符を打った(と思われていた)特級呪物『Newガンダムブレイカー』の"祭り"は未だ記憶に新しい。
『ガンブレ』は、『1』では「コンセプト自体は面白いんだけど、色々と細かい部分がバンナムクオリティ」という粗削りなゲームだったのだが、『2』『3』にてその粗い部分が徐々に徐々にブラッシュアップされていき、ジワジワと良作へと生まれ変わっていったシリーズである。
僕は『1』と『3』を遊んでいたが、いわゆる「俺ガンダム」をガシガシ動かせるゲーム性は唯一無二であり、アクションゲームとしてはまあボチボチ面白いくらいなんだけど、それ以上に機体カスタマイズがやりたい放題すぎて面白く、なんだかんだで満足度は非常に高かった。1人で黙々と遊ぶにはかなり良いゲームだと思う。
そしてそこからの『New』だ。オープンベータの時点で「あっ」と思い、予約・購入には至らなかったのだが、これが幸いだったというか、ある意味では悲報だったと言うべきか……。
「俺ガンダム」がミッション中にブチ壊れ、終了時にはなんか知らない機体へと化している謎システム、コンテナを運搬するだけのくっそ退屈な謎ゲームルール、癇に障るガンダムネタの扱い、などなど、これがまあガンプラゲームとしても、アクションゲームとしても、ガンダムゲームとしても、あらゆる角度から面白くないワケだ。
数々の微妙バンナムゲーをポジってきた僕でも、これだけは流石に無理だった。なんなら、あまりの出来の酷さに相当凹んでいたまである。
製品版を購入していない僕が酷評するのも大変申し訳ないが、これについては言われても仕方ないと思う。令和のメジャータイトルでKOTY次点という実績は伊達じゃない。
そんな経緯を経ての『ガンダムブレイカー4』である。
発売決定からは不安半分・期待半分といった感じだったが、今回のオープンネットワークテストにてプレイし、どうやら期待通り『3』を踏襲したであろうゲームに仕上がっているようで安心した。少ないパーツですらニッコニコでプレイできたので、製品版がとっても楽しみ。
ということで以下より詳しい感想を書いていくよ。どうぞ気軽にお付き合いください。

かんそう
例によってパーツ数が凄い。
ミッションクリア→パーツ入手→機体を強化→ミッション……のハクスラ要素はいつも通り面白く、好きな機体のパーツが入手できた時の喜びや、それを使ってカスタマイズしている時のワクワクは唯一無二。
当然、パーツごとにカラーやサイズを変更でき、「盾だけ異様にデカいバウンドドック」「片腕だけ色が違うズゴック」等のイロモノ機体も再現可能。
Twitterで色々な「俺ガンダム」を眺めていると、素直にカッコイイ機体にカスタムしている人、逆にネタに振り切っている人、果てはホワイトベースを作成している人などなど、文字通り十人十色の入れ食い状態。俺ガンダム大喜利が始まっていて大いに笑わせてもらった。
ちなみに僕は、攻略段階なので性能の高いパーツを雑に付けていて、それはもう自然とネタに振り切ったカタチになった。ミサイルポッドを多数くっつけてミサイルの悪魔にしてみたりだとか、そんな感じのヤツ。


また、普段ガンプラを眺める機会があまり無い僕にとっては「この機体の脚部って以外にデカいな……」だとか、「コイツ意外とカッコイイぞ?!」みたいな、新たな発見に満ちている。
例として、今回のONTではバウンドドックがボス枠で出現していたが、僕はヤツの盾をまじまじと見たことが無かった為、「意外と可愛い盾だな……」という感想を抱いた。そんな感じで、製品版では更に新たなパーツに巡り会うことが期待できる。
唯一、グラフィック面での進化は正直イマイチではあったが、対応ハードにSwitchが含まれていることを考えると仕方ないっちゃ仕方ない。ぶっちゃけSwitchは切って欲しかったのが本音だけど、バンナムなりに切るに切れない事情があるのかもしれない。

出撃ムービーは相変わらずとても良い。今回はマルチプレイ時に画面が3つまで割れ、それぞれの機体がしっかり写る。このちょっとした「小隊感」もイイ感じ。
また、このゲームは「俺のガンプラを見ろ!」と、承認欲求を非常にくすぐられるゲームでもあるため、そういう意味でも画面3分割はとても良い仕様だと思う。
ちなみにネタ機体を選んでいると、このタイミングで大体笑いが起きる。僕は毎回笑ってました。

巨大ボスも相変わらず続投。ただまあコレに関しては、もーちょい柔らかくして欲しいのが本音。昔からそうだけど、ガンブレのボスって妙に硬いのが気になる。この攻略性の薄さで6,7ゲージ近く削らなきゃいけないのはちょっと正気じゃないと思う。長すぎ。

戦闘面は、戦闘そのものや、新要素の二刀流モーションについては普通に楽しめた。「二刀流にしないと損」みたいになっていたのは若干気になったものの、恐らく製品版では片方持ちで発揮される強みとなるスキル等が実装されているのだろう。この手のゲームで遊び方を縛るとロクなことにならないのは前作で身に染みているハズだ。
『3』のスキル熟練度についても、本作ではマスタースキルに名前が変わって実装されているようで、しっかりと遊び方の自由が確保されているのは素直に好印象。テキトーな腕からダークネスフィンガーがぶっぱなされたりするのを眺めるのが楽しいんだこのゲームは。
近接コンボから射撃へ繋がるのも爽快感があり、「対艦刀で打ち上げ→ミサイルの嵐で追撃」のようなこういうのやりてえ!という願望が叶う。
照射ビームも続投しており、両手持ちでゲロビをぶっぱなしたりもできる。ストフリ胴を装備してカリドゥスも撃てるようにすると、なんとゲロビ3発持ちができあがる。試してはいないが、デスティニー背中を装備すると名無し砲含めてゲロビ4発撃つことも可能だろう。やりたい放題だ。

ただ、個人的には操作性だけ少し気になった。
ブーストとジャンプと下降が一緒のボタンになっている仕様がちょっと使いづらく、慣れないうちは上下にシャカシャカして絵面が凄いことになる。3人でシャカシャカすると更に凄い。シャカシャカシャカシャカシャカシャカ……
まあこれはこれで面白いっちゃあそうなんだけども、正直これらのボタンは分けて欲しい。ロック関連もちょっと見直して欲しい。なんなら『AC6』の操作を丸パクリして欲しい。もっと言うとフロムに委託して作らせて欲しい。
とはいえ不満らしい不満といえばソレくらいで(UI関連も思うことは無くもないのだけど)、基本は楽しいガンプラアクション×ハクスラゲーだった。
総じて、ガチのアクションゲームを求めている人にはちょっと勧めづらいが、「友人と気軽に協力プレイで遊べるアクションゲーム」くらいなら全然問題なく楽しめると思う。ガンダム好きなら尚更。
僕も今回は製品版を買って、ぼくのかんがえたさいきょうのガンプラを作ろうと思う。「俺のガンプラが1番つえーんだ」と某イタリアの伊達男のメンタリティで挑む所存だ。
終わりに
期待を越えているまではなくとも、期待通りの作品になってるっぽくて安心しました。
参戦機体ラインナップでも気になる機体が多く、「コレとコレを組み合わせたらカッコよさそう」「このパーツは絶対使いたい!」と、既に今から捗っています。
僕の好きなレッドウォーリアorアメイジングレッドウォーリア、ガンダムMkーVが(現段階では)参戦していないのはちょっと残念ですが、一応「and more」とのことなので、程々に期待しつつ全裸待機することにします。
わーわー騒ぎましたが僕からは以上です。読んで頂きありがとうございました。