暇日記

暇暇日記 ゲーム雑記とか色々

漫画・ゲーム感想ブログです

『ペルソナ3 リロード エピソードアイギス』感想|ダンジョン周回はかなり長いが後日談のシナリオは良かった

 

『ペルソナ3 リロード エピソードアイギス』をクリアしました。

 

結論から言うと、ダンジョン周回を中心にしたゲーム部分はかなり単調でした。その一方で後日談としてのシナリオはかなり良かったです。

 

本編クリア後の追加シナリオとしてキャラクターの決着を見たい人にはかなりアリですが、ペルソナシリーズの日常パートやイベント進行のテンポ感が好きだった人ほど、ゲーム部分はしんどく感じるかもしれません。

 

以下より、ゲーム部分とシナリオ部分を分けつつ、ネタバレありで感想を書いていきます。

 

本編側の感想は前にこちらで書いています。今回のDLCは、本編とはかなり印象が違いました。

www.himahima555.com

 

 

 

『エピソードアイギス』のゲーム部分はかなり単調だった

長いダンジョン攻略がとにかくしんどい

腐っても『ペルソナ3』なので、戦闘自体はちゃんと面白い。

だがソレを帳消しにしてしまうほどの不満点として、とにかくダンジョンが長かった。これに尽きる。

 

具体的には、アイギスのレベルが30から始まり、ダンジョンを踏破したあたりのレベルが大体75付近だったハズ。

そしてこの間のシナリオはオマケ程度のちょっとしたモノしかなく、特に日常パートも無い。

ずっとタルタロスに籠るプレイを強要されてるようなモンである。流石に退屈。

 

本編のイベントダンジョンや、ペルソナ5のパレスのような形式で来るだろうと期待していたところに、まさかの無限タルタロス周回編だった。正直かなり不満。

今回はNormalでプレイしたが、ぶっちゃけPeacefullで遊んでも問題ない内容だったと思う。途中めんどくさくなって全スルーした階層もあったし。

 

 

本編からの育成リセットもつらい

またペルソナ全書も、持ち主が違うからか本編からは殆どリセットされ、再び同じ流れでペルソナを獲得・合体していくことになる。

これは他ゲーのDLCでもそうだが、本編で育成したキャラクターがそのまんまで使えないのはかなりストレス。今回も例外なくモヤモヤしながらのプレイとなってしまった。

 

そういう設定だから、ってのは分かるんですけどね。それなりに待たせたDLCなので、そのあたりは上手いこと作って欲しかった感はある。

少なくともNPCくらいは本編クリア後そのまんまで使わせて欲しかった。そういう設定だから仕方ないのかそういう設定だから。設定ってなんだ…?

 

 

ダンジョン中にずっと追っていた「黒い影」の正体がほぼ明確なのにやたら引っ張るところだとか、出現するシャドウが本編とほぼ変わらずマジで退屈なところだとか、宝箱の中身が相変わらずしょっぱいところだとか、まあ不満は色々ある

原作からこのバランスを変えずにリリースした事にかなり驚愕しているレベル。

 

逆に、僕はペルソナを「ストーリー・日常パート・イベント攻略をメインで楽しみ、戦闘もそこそこ楽しむ」ゲームだと思っており、当然DLCもストーリーメインのモノを期待していた。少なくとも自分はそういう期待をしていた。

 

Don't

Don't

  • 高橋あず美 / Lotus Juice / アトラスサウンドチーム
  • テレビゲーム
  • ¥153
  • provided courtesy of iTunes

 

ちなみにBGMは相変わらず凄く良かった。暗めの音楽がDLCの雰囲気とバッチリ。ヘビロテ中。

 

 

『エピソードアイギス』のシナリオはかなり満足

シナリオに関しては凄く好みだった。面白かったし、かなりスッキリしました。

 

キタロー不在の空気感がしっかり描かれていた

DLCを開始した最初の印象として、とにかく暗い。世界を救った直後とは思えないほどのダウナーな雰囲気で、ここで早くも「ペルソナ3らしさ」をビンビンに感じた。

 

本編でのシナリオでは、「生と死」「があるから生きられる」というテーマに対して、どちらかといえば「生きる」にフォーカスされた内容だったと思う。

だからこそ、結果として死を迎えたものの、どこか爽やかなあのエンディングに繋がったのだと思う。

 

しかしそれはプレイヤー・キタロー視点での話。

置いていかれた者たちにとっては、あの時起こったことも理解できず、ただ「自分たちは生かされたのだから、せめて前向きに生きよう」というフワッとした想いだけが宙ぶらりんになっている状態。

 

『3』本編で乗り越えたハズの悩みなのでは?とも一瞬思ったが、再び同じような気持ちになってしまうくらいメンバーにとってキタローはデカい存在になっていたのだろう。失う悲しみに優劣は無い。

 

 

ある意味で、思春期の悩みを凝縮したようなストーリーだったというか、精神的な意味での「大人」になるための通過儀礼のような、そんなシナリオとも捉えられるかもしれない。

中盤~終盤にかけて、それぞれに譲れない想いがあり、ぶつかり合い、皆でよりベターな結果へ歩んで行く。

これが大人になると途端にぶつかり合うのが億劫になり、なんとなくの雰囲気で結果が生まれがち。そういう意味で、とても可愛らしいキャラクター達だったと思う。

 

ゆかりと順平がかなり良かった

思えば、あんなにチーム全体でバラバラに揉めたのは本編中では無かったような。個人的なイザコザはめちゃめちゃあったけど

それでもチームとしてまとまっていたのはキタローが居たからで、その支柱が居なくなったらそりゃ揉めるのは当たり前だ。みんなクセ強いし。

 

特にゆかり。相変わらず女性のめんどくさいトコを凝縮したようなキャラで(褒めてます)、今回のDLCに関しては正直アイギスより主人公らしいキャラだったと思う。

成長幅が1番デカいのは間違いなくこのキャラ。そこがたまらんのです。

 

逆に順平は、もう呼び捨てには出来ねーな…と思ってしまうくらいには成熟していた。

「みんな違う気がする…」という意見が結果的に正解だったことを踏まえても、やはり憎めないキャラクターである。

『3』本編含めてもやっぱりコイツが1番のお気に入りキャラですね。

 

 

逆に、新キャラのメティスはちょっと影が薄かったというか、かなり「居るために居る」ようなキャラだったかなと。

せっかくだし戦闘でもガンガン使うか〜と思ったらオートAIがちょっとおバカさんだったので絶妙に使いにくい。でも演出とモーションはカッコよかった。

 

アイギスの「心」の部分というのは素直に良かった。

改めて自分の心に向き合ったことで、より他人と向き合えるという着地も良く、キタロー関連以外で自我を持てたのは納得できたし、嬉しかったですね。

 

ストーリー中ではメティスが発端でギスギスしていたけど、多分あのメンツであの状況ならメティスがいなくてもギスギスしてたと思う

なんならタルンダ先輩の当たりが強すぎてちょっと笑ってたまである。

 

 

総じてDLCは、メンバーの決着をちゃんと描いてくれたシナリオで満足だった。

「現実と向き合う」という少々ツラいテーマだったが、最後のボス含め、よくぞ向き合った!と拍手したい。

 

見たいモノはしっかり見れた。終わり方がガッツリ陽性だったのも個人的に大満足なポイントである。こういうのでいいんだよ、こういうので。

 

 

 

終わりに

『Fes』での評判かなり不安でしたが、実際に遊んでみるとシナリオ面はかなり満足度が高かったです。

 

ただまあ、ゲーム部分があまりにも単調で、批判される要因もかなり分かる内容でした。シンプルに退屈なんですよね。

キタローのペルソナ全書を使わせてくれたらまだマシだったかも。

 

シナリオも賛否あるようですが、僕的には楽しめたのでOKです。メンバーたちの「成長痛」を存分に楽しませて貰いました。

 

 

わーわー騒ぎましたが僕からは以上です。読んで頂きありがとうございました。