えっちだな〜〜〜
『Stellar Blade(ステラーブレイド)』をクリアしました。
結論から言うと、本作は主人公イヴを魅力的に見せることにかなり強い拘りを感じるゲームでした。
衣装、モーション、カメラ、イベントシーン、戦闘演出まで、その全部がイヴをエロく、カッコよく、可愛く見せる方向に噛み合っています。
その一方で、雑魚戦のダルさや細かな粗もあり、手放しで褒めきれる作品でもありません。
ただ、そうした部分を踏まえても、最終的な満足感はかなり高かったです。
不満をいったん脇に追いやれるくらい、イヴを魅力的に見せる芯が太かった。僕がこのゲームを気に入った理由はそういう部分でした。

主人公を魅力的に見せる執念がすごい
衣装と肉体表現がゲームの満足度に直結している
流石にPS5専用タイトルなだけあって、グラフィックはかなり良い。
砂漠の岩場等の細かい風景に関しては、よく見ると「ん?」と察してしまうのだが、気にならないレベルなので問題はナシ。
そもそも、こんなつまらん話をするためにこの記事を書いているのではない。


そんなことよりおっぱいだ!尻だ!ドスケベ衣装だ!
ここまで美女の肉体に拘りを持って作られたモノを提供されると、ゲーム的な細かい難点や、細部の作り込みなんぞど〜〜〜でもよくなる。
細けえこたぁ気にすんなよ!おっぱいと尻がありゃあそれでいーじゃねーか!と、内なる悪魔が僕に語りかけてくるのだ。
走る度におっぱいぷるんぷるん!剣を振る度にぷるんぷるん!!ジャンプする度にぷるんぷるん!!!えっちだな〜〜〜〜


ストーリームービー中なんかは、マジメな話をしている最中だろうがコスチュームがえっちすぎて話が全く頭に入ってこなかった。
というか、まあシナリオに関してはそこまで目新しいものでも無く、終始視姦に勤しんでいた、というのが正しい。
衣装によって胸と尻と太ももの大きさが若干変わる為、まだ見ぬ"深淵"を目指して衣装コンプを目指すというゲーム的導線も完璧。とことん性欲に忠実な作りで逆に好感が持てる。
更に、それらの取得難易度も探索で少し寄り道をすればホイホイ拾えるものばかりで非常に簡単でありGood。
釣りコンプ報酬のドスケベ衣装だけはちょっと面倒だが、それ以外は割と簡単に集められた。2周目では色違いが拾えるらしいので、ぼちぼち集めていきたい。



本当に衣装に関してはよりどりみどりで、近未来的服装もあれば、普段着もあり、バニーコスもありながら、全身着ぐるみもある。
僕は3枚目の普段着みたいな服を序盤中盤は愛用していた。理由は走ると尻がよく見えるから。単純な話である。
ただ、この衣装は胸が隠れてしまっていて、「まあ基本前は見ないし、残念だけど仕方ないか…」と諦めていたところに


このアイドルのような衣装 (「モチベーション」という衣装)を入手してからは一択になった。
尻は当然として、なんと胸と肩までガバガバ。
こんな服でグロい敵とゴリゴリの近接戦闘をやらせるなんて正気か?!…いや正気ではこんなゲームは作れないだろう。開発元には拍手万斉を送る他あるまい。

イベントも戦闘も主人公ageが徹底されている
戦闘ムービーはもちろん、戦闘アクション、果ては缶拾いのエモートに至るまで、主人公の画面映えが徹底的に意識されて作られており、主人公age↑がかなり徹底されている印象。
どういうアクションならエロカッコよく映えるか、どういう表情なら可愛いのか、などなど。
話をアゲる為に主人公をサゲるという展開も特に無く、本当に終始主人公アゲが続く。コンシューマー向け第1作目というのもあり、この辺りはかなり置きに行っている印象がある。

シナリオは薄いが主人公の魅力を削がない判断は一貫している
その弊害として、シナリオに関してはかなり小さくまとまってしまっている。良く言えばコンパクト、悪く言えば薄い。
厳しいことを言うと、個人的にはどーにも「どこかで見た・聞いた」展開をごちゃまぜにしたようなお話が続き、いまいちカタルシスに欠ける印象が拭えない。
この手のゲームにそこまで求めるなよって話でもあるが、展開をオマージュするのなら、それなりに面白く作って欲しい気持ちもある。
僕的には、ひたすら主人公ageするだけのスパイ映画のようなシナリオがこのゲームには合ってそうだなと思った。もーちょい風呂敷を小さくしても良かった気がする。

ちなみに、ストーリー上で登場するサブキャラ達は、主人公に負けず劣らず可愛く、そしてえっち。
ダンジョンの番人やってるおネーサンなんかはちょっと刺激が強すぎて直視できない。
顔だけ人間で他は全て機械のおネーサンなんかもサブキャラで登場し、開発元の性癖をこれでもかと押し付けられる。よくもまあこの時代にこんなモンを出せたものである(褒めてます)。
主人公だけでなく、世界やサブキャラの造形まで含めて開発の芯が一貫しているからこそ、シナリオの薄さがあっても、作品そのものの印象まで弱くなりきらない。

要するに本作は、物語そのもので引っ張るというより、キャラクターの魅力と、その魅せ方で押し切るゲームなのだと思う。
話の深みで勝負するというより、「イヴをどう映えさせるか」を最後まで優先した結果として、このバランスの作品へと着地している。
もちろん、細かい不満はある。髪型をポニテ以外にしたかったし、眉毛の色や濃さももう少し触らせて欲しかった。
ただ、その辺まで含めて「ここはこっちの癖で行く」という押し方をしてくるので、最終的にはそれごと受け入れさせられてしまった。
もし続編・精神的続編が作られるのなら、この極限まで性癖を詰め込む精神をどうか忘れないようにして欲しい。
戦闘は気持ちいいが快適さには粗がある
ジャスト操作のご褒美設計がうまい
戦闘に関しては、平たくいうとセキロとニーアオートマタを足して2で割った感じ。なのでパリィや回避、ジャンプ回避を駆使しつつ、時折派手な技をパなしつつ戦っていくことになる。
個人的に最も評価したいのがジャストパリィ・ジャスト回避をした時に ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!と気持ちよくなれるようにちゃんと作られているところ。

別タイトルを出して申し訳ないが、この部分は『スカーレットネクサス』に足りない部分だったと思っていて。
リアル調・アニメ調という違いはあるが、基本的に本作とスカネクは似ているゲーム。しかし向こうは、エフェクト・モーション等の「カッコ良さ」はピカイチなのだが、なんだかどーにも中毒性のようなものに欠ける印象があった。
※比較として名前を出した『SCARLET NEXUS』の感想はこちら。見た目のカッコよさは強いのに、もう一段の気持ちよさに届き切らなかった感触を書いています。
そして本作である。
「カッコ良さ」は勿論搭載されていて、それでいて中毒性もある。両者の違いは何だ?!と考えているうちに、「気持ちよさ」なのではないかと。
ガギィン!という音、程よいヒットストップ、当たる瞬間に若干スローモーションになるエフェクト、それらが合わさって「気持ちよさ」に昇華されている。特に連撃を捌いた後なんか、んギもちィィィ!!とイキそうになる。
ちゃんとジャストした後の「ご褒美」も用意されていて、これまた「気持ちいい」コンボを叩き込むことが出来る。

敵の靱性もほど良く、ゴリゴリのカウンターゲーになるかと思いきや、案外ボス相手に自分から殴っても割と殴りきれたりする。
ヒット&アウェイしても良し、パリィ&カウンターしても良し、と自由な戦闘ができるのはとっても楽しい。
僕的には、パリィ後カウンターの、更に追加入力でBUを消費して撃つ技が特に好みだった。
エフェクト、モーションも最高で、その後敵が確定でダウンするので更に追加攻撃を叩き込める。「ご褒美」含めてこのためにパリィを狙いまくったといっても過言では無い。
とはいえ、取得スキルはカウンター関連のものが多く、基本は相手待ちになりがちではある。
また特定のボス相手のカウンターは、行動に対する回答が若干強制されるのも少し気になった。
しかし、それを加味しても十二分に面白く、気持ちいい戦闘体験ができるゲームだと思う。ボス戦に関しては。

雑魚戦は固さと手間が先に立つ
雑魚戦は、正直めんどくさかった。
個人的な好みで言うと、やっぱり雑魚戦は無双ゲー的な「気持ちよさ」が欲しいなと。この手のゲームは特にそう。
本作は、いわゆる「固いザコ」のような敵がもう本当にめんどくさかった。
連撃持ちの雑魚はまだパリィができる分気持ちよかったが、問題はガード持ち雑魚だ。あれは何なんだ。ダルすぎる。しかも終盤ちょっと数が増えてたのも不快指数高め。あれは何なんだ(2回目)。
割と雑魚相手にもジャストを要求されることが多かったように思う。確かにジャストは気持ちいいけど、ずっとやりたい!ってモンでも無い。

面倒すぎてタキモードで殲滅することしか考えていなかった。本来ボス相手に使いたかったが、使えば使うほど「これ雑魚戦が1番輝くのでは?」ってなる。気軽に使えるって意味では良かった…のか?
ちなみに雑魚戦に限って言えばレボワでの銃撃オンリーでの方が面白かったまである。あれくらいで丁度良いんですよ。


また、ダンジョン内は様々なギミックがあり、ゲーム的な面白さは普通だが、スパイ映画みたく主人公が映える画が続く。
変な謎解きも少なく、サクサク進められて個人的には好感触。
ただ、いくつか導線が分かりにくすぎるモノがあり、攻略をチラ見しないと進めなかったりした場面もあった。
その他にもいろいろ気になる点はあり、ファストトラベル関連だったり、諸々の判定の広さ関連だったり、その他UI関連である。

ただまあ初CS向けで、ノウハウもあまり無いだろうによくここまで作ったとも言えるし、何より開発の「俺たちの作ったゲームを見ろ!」というリビドーをバッチリ感じた(特にファストトラベル関連)。
故にこの辺に関しては、クリア後に1人感想会をしていた時に、多少不満意見はでたものの「あれ?意外と気にしてないな…」と気づいた。
総じて、ちょくちょく気になる点はあれど良かった点の方が多かったと思う。割と不満ばかり述べた気がするけど、全体通してかなり楽しんでプレイしていた。
ボス戦で気持ちよくなれる一方で、雑魚戦や導線には普通に不満もある。
それでも最終的に満足感の方が勝つのは、戦闘自体にちゃんとメリハリがあり、なおかつそのメリハリがイヴを魅力的に見せる演出と噛み合っているからだと思う。
見た目とアクションが同じ方向を向いているのが、本作で最も気に入った部分だった。
根本的に主人公の肢体を愉しむゲームであるのは前提で、ジャストの快感や演出の派手さが、そのままイヴを魅力的に見せる方向へ繋がっている。
要は、見た目の魅力とアクションの気持ちよさが同じ場所で噛み合っている。実にソシャゲ屋らしい作り。
※粗はあっても、最終的な満足感が妙に強く残るゲームという意味では『CODE VEIN』も少し近いタイプでした。こちらもよければどうぞ。

終わりに
とにかく主人公を魅力的に見せることに全力を注いだゲームでした。
衣装、モーション、カメラ、戦闘演出。その全部が同じ方向を向いていて、噛み合っている。
思った以上に満足したのは、たぶんこの一貫性があったから。事前情報ではぶっちゃけそこまで期待してませんでしたが、思いのほか楽しめました。
とはいえ、僕の基準では シナリオ>戦闘・アクション等のゲーム部分>グラフィック の満足度基準なので「普通に面白かった」くらいの満足度です。
主人公の魅力や戦闘演出を重視する人なら、それなりに刺さる作品なのかなと。
わーわー書きましたが僕からは以上です。読んで頂きありがとうございました。
